遊びの舞台裏日記

今月末日で閉鎖するギャラリー・ユリイカで開催している＜俳画展＞の中に夕張素材にした作品がありました。◆夕張やあぁ夕張や小判草◆夕張城メロンの甘さ静かなり◆願かけの黄色いハンカチ５００円◆空蝉が鳴いたのかしら夕張市◆夕張やカタバミの実を噛んでいる・・・夕張破綻の街の様子をもたらせてくれる俳句です。

★ギャラリー・ユリイカは２７年間の営業であり７月末日で新たにオーナー鈴木季葉さんは巣立ちます。７月末日に亡くなっているふたりの文豪のことが頭を過ぎり、横田は季葉さんと重ねた俳画展作品を作りました。俳号・真咲は、寂しさで肝心要の季葉さんの文字誤りです。ごめんなさい・・・★華やかなる日本の文化を明治・大正・昭和3代に続き筆にとどめた＜谷崎潤一郎＞★江戸文学や漢籍への造詣が深く慶応・明治・大正・昭和にまたがる＜幸田露伴＞横田の場合長年の付き合いある妻と同じ年の猪オーナーは同志感覚です

ギャラリーユリイカ最後の
＜俳画展＞始まりました。来週から現在、横田の監査役室は、白石デイノスからスガイビルに場所を移します。朝ご飯を終えて本社に立ち寄りランチ時間に画廊ユリイカへ顔出ししました。期間中時間の許す限り顔を出します。ぶらりお出かけください。本日のご案内はジャズ歌手＜黒岩静江＞さんの作品＝パワー溢れるスージーさんならではの俳句です

★札幌の都心で４半世紀以上続いた新人の登竜門＆老舗の趣きある
＜ギャラリー・ユリイカ＞は２００８年７月末日で閉館します。勤め先遊びのスガイと同じ町内にあり、毎週の如く横田はユリイカに通い多くの絵描き、彫刻家、イラストレーター、書家、工芸家、写真家うんぬん多くのアマチュア、プロを問わずオーナーの鈴木季葉さんに紹介されました。我が女房と同じ猪生まれということから、ランチ時間に出かけユリイカの前にあったコンビニから季葉さんへお任せスタイルで昼食を分け合った外の女房感覚でした。角川春樹氏の主催する俳句結社「河」の会においては私が少し先輩で、仲間になってからは、いつもお兄さんと呼ばれ、毎年７月開催されるユリイカ俳画展は７月１５日＜火曜＞～７月２０日＜日曜＞まで、最後の行事となります。横田は真咲の俳号で参加します。画家、新聞記者ＯＢ、そば屋、税理士、喫茶経営、ジャス歌手、画家、主婦、ＯＬ・・・・実に多彩な俳句愛好の人々が集結した賑わいの俳画展です時間のゆるす方是非お出かけください

そば屋ひと筋＜東屋本店＞佐藤さんは、表題とは異なりラジオ番組を持っている御仁。横田にとっては商店街会合のあといつも粋なお姉さんのいる店へお供させていただく良き兄貴分。カラオケではこうるさい歌唱指導の評論家。凍風の俳号で軽妙洒脱な句を作る凍風亭の親父。こよなく落語あいする落語長屋の御隠居さん・・・必ずしもそばひと筋ではありません。●俳句の仲間が集まって実施した俳画展の作品を以下、随時記載する場を此処に設けます。
◆瑞紀★秘めし恋ゆらりゆられて片かげり★ボクがいてきみがいる日の夕涼み★ボクの夏日本妖怪大辞典★淡居して今日のごはんは何だっけ◎瑞紀＆甚平は親と娘です。
◆甚平★愛しても憎んでみても妻甚平★熱き石にＤＮＡはなかりけり★門松の絵も飾らなくなりにけり

俳句仲間を続けているとだんだんこの句は誰が作ったか見等付く様になります。句を詠み清書しておのおのが出した句の中から好きな句を３編もしくは５編、参加した全員が交互に読み上げる。選ぶ人が○◎選と宣言をする。選ばれた場合◆▽と呼応する。句会のあらましです。◆▽の回数が多ければ多いほどその日の俳句への評価が高いことの証です。家族的雰囲気＝座の文芸といわれる句会の中で日頃の付き合いが深ければ深いほど句仲間の人間関係も浮き彫りになります。今回の凍風亭俳画展での話題作◆凍風★ほ～たるや呼び合っている夢の中★ほ～たるは翔んで東の星になる★ハンカチを振れば別れの顔になる。
◆蛍★来ない人待ってひとりの盆の月★ネクタイを固く結んでトコロテン★愛したい愛されたいの蚊遣豚・・・俳句初めてまだまもないラジオ番組アシスタント蛍さんの句に、洒脱なラジオ進行役の凍風さんが呼応している背景を知らないと読みすごしてしまいかねません。笑い。

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横田のＨＰページのなかにおいてある
＜ギヤラリーユリイカサイト＞は休眠状態でした。毎年恒例になっている第８回を迎えた凍風亭<そば屋一筋・東屋本店＞俳画展開催されているユリイカへ出掛けて来ました。順次・紹介させていただきます。横田は今回、前立腺癌手術後でもあり、俳句への意欲忘れて出品しませんでした。今回は６４句の各自披露されています。◆凍風★乳を吸ふ面影のこしラムネから★ラムネ売り失恋小樽すれ違う★焼酎を飲んで尺八元気かな★芋焼酎麦焼酒に招き猫★草匂う増毛の蔵の酒林★冷酒や座に咲く花の色かたち★まん丸な蜘蛛に手が出て足が出て★焼酎を飲んで尺八元気かな

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ユリイカで３人の大谷美術学科卒グループ展開催されていました。ユリイカの女性オーナーと我が妻は昭和２２年年生まれの猪です。オーナーの勧めで展示されている作品から猪が赤い座布団に座している人形を買い求めました。家に帰り妻に手渡すと、まだ私は５９歳ですよと宣言しながら、喜んでくれました

今までのギャラリーユリイカのバックナンバーはこちら
http://takoyo.blog.drecom.jp/category_42/