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2013年3月21日

百人一首その7

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「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出し月かも」天を仰いではるか遠くを眺める。月が昇っている。奈良の春日の三笠山に昇ったあの月と同じ月であり19歳の頃に作者・安倍仲麿は遣唐使として中国の唐へ渡った留学生の一人として、時の玄宗皇帝に気に入られ、中国名「朝衡」として50年以上仕え、一度帰国を許されたが、途中で船が難破し引き返し、結局帰れぬままの心情が歌に詠まれていると解釈しました。

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