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2009年6月28日
「待ってくれ洋子」長門裕之著
俳優の長門裕之が、妻で元女優である、南田洋子さんの介護を通じて、昨日の洋子に戻ってくれ。神様、この時計をもういっぺん巻き戻せませんかと、いう願いを込めた夫婦の絆や老人介護の現実を描く感動のルポです 老老介護の現実と夫婦愛について
第1章 洋子の異変
★ドラマの撮影で南田さんがせりふを覚えられないといったところから物語開始です
第2章 修羅と安穏の日々
★南田さんが、先に死んだら長門さんは発狂。自分なら奥様が不憫過ぎると、思いつつ苦し紛れに「一緒に死のうか」と口走った一瞬、澄んだ目を取り戻して「だめだよ!」と言い切った奥様の毅然とした尊厳。
第3章 おしどり夫婦の表と裏
★夫婦で共演することの多い長門さんと南田さん。何故気づくことが出来なかったのかという無念の気持第4章 老いと病気
★高齢化が急速に進む日本。核家族化と少子化も進む中で役者としての天命を悟る
第5章 終焉に向けて
★介護の仕事は年中無休であることを受けとめる覚悟
第6章 二人でどう生きるか
★浮気、暴露本の失敗、身勝手な金遣いでの膨大な借金、父親の介護の押しつけ云々迷惑をかけばなしだったが夫の立場から認知症の妻を介護できる幸せの心境になり生きる勇気を得た過程
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◆「週刊金曜日」の老老介護特集では、認知症の妻・南田洋子さんとの日々を TVや著書『待ってくれ、洋子』で俳優の長門裕之さんは公表に踏み切った経緯を、本人自身が老老介護の現実を体験した中山千夏 さんが、老いと介護への 認識を高める 「旗振り役」長門裕之さんに問いかけた記事掲載されていました。「介護保険を使わない、お金持ちの介護。厳しい現実を伝えてない」などの批判が渦巻
いたマスコミバッシングの真相は如何にです。自らの姿を役者として世間にさらすという意味ですさまじい選択
と苦悩を覚えます
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