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2009年6月28日

札幌映画サークル広報紙<シネアクト>原稿

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<札幌映画サークル>
広報紙<シネアクト>転載
◆平成21年6月22日、私はスガイエンタテインメント最後の株主総会において常勤監査役を退任しました。
◆「須貝興行株式会社」~「株式会社・スガイエンタテインメント」と、名称を変え今回、親会社ゲオの清水氏を迎え入れ50年に及ぶスガイの名が消えて7月1日より「ゲオ・デイノス」に生まれ変わります。
◆会社の歴史をひもとくと、大正7年に創業。昭和29年株式会社設立し須貝興行になりました。以来40年の月日を得て平成8年4月株式公開を視野にスガイエンタテインメントへ名称を変え「生きる喜びと感動の提供」を掲げる会社基本理念に加え「おもてなしの心」を含み、映画、ボウリング、ゲーム、カラオケ、ビリヤードの5本の柱の更なる意欲を実践し続けていました。
◆株式上場を果たし、常日頃から会社は個人の所有物ではないとする創業者・須貝富安氏の強い信念に基づき株式をゲオに譲渡し、2年前の株主総会を前に創業者個人の持つ株を全てゲオが引き継ぎ、スガイエンタテインメントはゲオの完全子会社となりました。
◆残念ながらここのところ2期、続いて赤字決算で終わり、その責任を勘案し今回代表取締役退任に連座して私も退任しました。
◆横田はゲオデイノスの非常勤・顧問として組織人の立場からかなり自由な立場になって映画を楽しんでいこうと思っています。D111879783.jpg◆フランシス・レイの音楽を背景にした「ある愛の詩」公開された1971年に私は結婚し、3人の息子の父親として早いもので結婚37年経過です。
◆「愛とは決して後悔しない事」映画のキャッチコピーです。名門に生まれたオリビア・パレット4世と、美術を学ぶイタリア移民のジェニ・カリヴァリという身分違いの愛をテーマにした物語でした。 ◆ライアン・オニール&アリー・マックグロウのふたりが競演し、エリック・シーガルの脚本に目をつけた角川春樹氏が原作本を売り出し、映画・音楽・本の全てが爆発的大ヒットを達成しました。
◆見知らぬ人が隣の席に座っても映画館の暗闇にいると喜怒哀楽すべての感動を共有させる不思議な空間をたくさん味わっていただきたいものです。
◆映画を見てから原作を読むか、原作を読み終えてから映画のあらましを想像しつつ鑑賞するか、いずれにしても総合芸術としての映画を通じて私は多くの人生を見聞して来ました。
◆音楽を肌で感じたのも映画館のスクリーンで展開されるドラマに重なります。音楽に伴う言葉の中で「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉があります。
◆ほのくらい映画館で見た情景を呼び戻してくれる珠玉の邦・洋問わないメロデイの数々は我が映画人生から消えることは、ありません。
◆「卒業」「明日に向かって撃て」「夕陽のガンマン」「ドクトルジバゴ」「ある愛の詩」洋画中心に思い起こすメロデイー「ジョーズ」「燃えよドラゴン」へと続き、シネアクト読者の皆さんと楽しむ映画を軸に銀河流れ旅出来れば幸いです。


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