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2009年5月 1日
現代アメリカ社会をえぐる映画「グラン・トリノ」
★生と死,戦争,高齢化社会,人種差別,銃社会,衰退する自動車業界現代アメリカ社会の諸問題に本音で向き合い、世の中に怒れるガンコ老人をクリント・イーストウッドが、人生を賭けた演技 で描いた
<グラン・トリノ>感動の人間ドラマ。
★長年一筋で勤め上げたフォードの工場を引退し、妻にも先立たれた孤独な老人は、急速に様変わりしていく世間を嘆き、孤独に生きる人種差別主義者の偏屈老人となり自宅を常にきれいに手入れしながら、M-1ライフルと72年製フォード車グラン・トリノを心の友に静かで退屈な余生を送っています。
★ひょんなことから隣人のアジア系移民家族と思いがけず交流を深めていくさまをユーモアを織り交ぜつつ綴ります。★息子はトヨタの車を愛用しています。
★隣に住むモン族の気弱な少年タオが不良少年グループに絡まれ、彼らを追い払おうとライフルを手にしたコワルスキーは、結果的にタオを助けることになります。
★他民族国家としてのアメリカならでは白、クロ。黄色の言葉が頻繁に飛び交います
★最も優しい衝撃のラストシーンも含めたクリント・イーストウッドの思いには感慨い哲学さえ覚えます。
★監督:クリント・イーストウッド/ 出演:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー
◆近くの親戚より遠くの他人・・・言葉文字通り感覚の映画です
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