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2009年1月16日
16日>藤沢周平「三屋清左衛門残日録」の立ち読みでした
☆1月16日生まれの有名人は、<田村英里子>
☆1月16日の出来事は、 (1991)<湾岸危機>
◆11時・勤医協中央病院見舞い
◆12時半・イオスでランチ1
◆時45分・時計台<札幌コーヒー>元JTB&ヤナセ&広告代理店&FM北海道OBの方々を交え北海道新聞文化教室・木村女史を囲む会に
◆参加途中・中西出版>林下社長と出版に向けての密談道新・佐藤氏と近況報告交換
◆3時20分HTB・淡川常務と情報交換
◆4時>ソニー生命・露木氏より年賀挨拶
◆4時15分>メガビジョン・鈴木会長と情報交換
◆ソニー生命・露木氏新年の挨拶
◎帰宅の途中<文教堂>に立ち寄り本の情報を直に確認。<筑紫哲也>さん書かれたがん残日録のもととなった藤沢周平「三屋清左衛門残日録」を思い出し、手にとり立ち読みし始めました。早めにリタイアした武士が世間へ興味はむしろ高めて余生を過ごす記録です。65歳を昨年越えたわたくし自身に置き換えつつ読み進むにつれ、のめりこんで気づいたらまるまる一冊立ち読みしてしまいました。
◆18時20~19時45分
藤沢周平<三屋清左衛門残日録>日残りて昏るるに未だ遠し―。家督をゆずり、離れに起臥する隠居の身となった主人公は日録を記すことを自らに課します。藩の執政府は粉糾の渦中にあって、世間から隔てられた寂寥感、老いた身を襲う悔恨を書き溜めていきます。作家のいぶし銀にも似た見事な筆で老いゆく日々の命のかがやきを、見事に描く傑作長篇小説。友人の多くがリタイアして年金生活へ突入している現実からすれば、ありがたいことに私、現役の身です。登場人物の状況に応じた会話部分テンポは武士の世界を超えてまさに現代においても息づいている面白さと哀愁を覚えました。
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