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2009年1月12日
秋元康「象の背中」
◎肺ガンで「余命半年」と宣告された男は、残された時間を通じて自分の人生と関わった人に<遺書を残そうと心に決めます。美空ひばり「川の流れのように」を作詞した秋山康が産経新聞に連載した作品に加筆した話題の小説です。主人公は、48歳の男性。 ステージ4で助かる見込みもないと知って、延命治療を一切拒否して、初恋の人、昔付き合っていた女性、喧嘩別れした親友を求めて、自分捜しの旅に出ます。連載が始まり「理想の死」「男の身勝手」という論争を生んだ作品だけに「自分はもうすぐ死ぬ」と言う人間が現れたら 誰だって同情的になったり感傷的になったりする部分を感じて読み進み、 主人公にとって都合の良すぎる思いを抱いたのも事実です。、「構成作家」ならではの いろいろな感動シーンや読み手をほろりさせる臨床データを持ち出すタイミングは実に見事です。日本人3人に一人は癌で死ぬという事実のあるなかで生と死。苦悩と懺悔も含めて死を目前にしたなら果たして前立腺癌を克服した私自身、死亡率の高い肺癌ならどういう態度るか、思い巡らしていました。映画<象の背中>
72歳の誕生日を期して記した壮絶な生と死の記録<筑紫哲也> さん肺癌記録を読みました。
がん残日録ー告知から死まで五百日の闘い
がんと共に僕らは生きる 立花 隆(膀胱がん)/鳥越俊太郎(直腸がん)対談から癌の心得を学びました
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