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2013年6月17日
100にまつわるキーワード「百人一首その96~97」
今に通ずる人の思いを知るため「こんなに面白かった百人一首」へ挑戦してみたらどうかと、友人に勧められなんだかんだ鑑賞して来ました◆歌人・入道前太政大臣=藤原公経は内大臣・藤原実宗の子供。「花さそふあらしの庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり」吹き散らす嵐の日の庭は、桜の花びらがまるで雪のように降って、桜の花を誘っているが如しに思える。人生の老いは自分かもしれない。
◆歌人・権中納言定家=藤原定家は大歌人藤原俊成の子。「有心体」という叙情的な表現スタイルで「小倉百人一首」を選んだ人として知られ「来ぬ人を松帆の浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ」夕なぎの時に焼いている藻塩を松帆の浦に来てくれない人を想いつつ恋い焦がれる自分の身を詠んでいます。
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