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2010年12月25日

・強く生きる3人の母から学んだ世代を超えた物語。

左・朝倉卓弥。中・橋本理加。右・内海隆一郎
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★母親の思いを静かに綴る表題作。娘と2人だけの日々を過ごす「僕」のもとに残された、、幼い頃の記憶を確かめる真夏の出会いを描いた「向日葵の迷路」。日常に起こる不思議な出来事を精緻な筆致で札幌出身・朝倉卓弥が描いた喪失と再生の物語5遍。
★生まれつき重度の障害をもって北海道の札幌に、ひでぼーは、生まれました。耳が聴こえなくて、声が出せなくて、歩けなくて、口から食べることもできません。1時間以上のまとまった睡眠をとったことがない、不眠不休の子育てに専念した母は、あるときひでぼーの心の声を受けとめ、純粋で美しい、宇宙の彼方からのメッセージに感動された世界の巨匠・葉祥明氏による描き下ろし添えられました。
★お母さんへ。お元気ですか。ぼくは、家にかえりたくてたまりません。自動車事故で父と妹を失い、父と妹が交通事故で死んで、母はショックのあまり入院。叔母さんの家に引き取られた和彦は、母に毎日手紙を書き始め、叔父に陶芸の美しさを教えられ、犬のゲンと仲良くなって哀しみを乗り越えます。


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