最近のエントリー
- 犬と少女を巡る短編詩の映画化
- 思春期を迎える孫娘の心模様は如何に!
- 胸に迫る大人系の愛
- なきたいときには映画を見よう
- 北の女性史シリーズ(2)
- 北の女性史シリーズ(1)
- この瞬間を生きる
- 三十一文字シリーズ完了して
- ほっかいどうの短歌100首その99・100
- ほっかいどうの短歌100首その96・97・98
最近のコメント
トラックバック
2010年8月10日
「うずまき猫のみつけかた」
安西水丸・絵。村上朝日堂村上春樹<最新エッセイ>絵日記に興味、見せた3歳の孫娘にせがまれて「うずまき猫に見つけ方」開きました。たとえばフルマラソンの後のきりきりに冷えたビール。やっとみつけた中古レコード。隣の猫の消息・・・。小確幸・ちいさいけれど「確かな幸福」の醍醐味、教えます。文章を孫が理解しているわけではありません。ページの合間に登場する写真+絵日記に孫はもろ手を挙げて喜び
ました。爺と孫毎日のように3男の部屋から選んでくる本読み楽しんでいます。
ある日のこと、マンボママが、ちびくろサンボに赤い上着と青いズボンを作ってくれました。そして、ジャンボパパは、市場できれいな緑色のカサと紫色の靴を買ってきてくれました。靴は底も内側も真っ赤です。ちびくろサンボには、とてもお似合いです。 うれしくなったちびくろサンボは、ジャングルに散歩に出かけました。すると、一匹の虎が向こうからやってくるではありませんか。
「ちびくろサンボ、お前を食ってやる!」
「お願い食べないで。この赤い上着をあげるから」
ちびくろサンボがこう言うと、
「よかろう。今回はその赤い上着で勘弁してやろう」
と、虎は上着を取り上げてしまいました。そして、
「おれはこのジャングルでいちばん偉いんだ」
といいながら、ジャングルの奥に行ってしまいました。
孫に請われて大きな声で読んで子供のころ母に読んでもらった記憶がよみがえりました。
このエントリーのトラックバックURL
http://yokota.mond.jp/mt-tb.cgi/3328