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2009年5月 4日

「動的平衡」福岡伸一著

51UBIWEsDXL__SL500_AA240_.jpg★「福岡ハカセのささやかな言葉(コトノハ)」は、福岡伸一さんの活動情報を掲載した<ブログ>です。
月刊誌 <ソトコト>連載コラムを 加筆し再編集して書籍化した 「動的平衡」を読み終えました
「動的平衡」をキーワードに、 脳とバイアス、消化と食品、ダイエットの科学、生命の時間仕掛け、
病原体、ミトコンドリアなどのテーマについて 書かれています。この本から学んだ◆横田のメモ
①「進化はヒトをして、余剰のエネルギーに出会った時、
  これを万一に備えてすばやく蓄積する仕組を発達させた」
◆太ることは、人類が長い飢餓の時代を生き残るために 得た種を保存するための形質・・・・
②「ダイエットの科学」
◆体重を増やさない賢い食べ方は、 同じ量でも「ドカ食い」せずに「チビチビ食い」する・・・
③コラーゲン添加食品を摂取すると、肌に良いのか?
◆体内に摂取されたコラーゲンは、消化酵素により 消化されバラバラのアミノ酸として吸収される。
コラーゲン由来のアミノ酸は、 体内でコラーゲンを合成する時の原料には、残念なことに、ほとんどならないと同時にコラーゲン配合の化粧品もそのまま皮膚から吸収することなどありえない・・・・
④私たちの「記憶の想起」について
◆記憶の想起と、私たちが、よんでいるものも、 実は一時点での平衡状態がもたらす効果にすぎない
⑤体の組織や細胞は、食物として摂取された分子と 置き換えられ、常に更新され続け、 分子レベルでは、数ヶ月前の自分とは全く別物になる・・・・・
◆「生命は分子の“淀み”」と表現し、インプットとアウトプットの速度が ほぼ同じで、均衡が保たれている状態=動的平衡
◎参考サイト=北大<南川雅男>統合環境科学部門探索計測分野 教授


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