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2008年8月26日
落語娘
絶対、真打になる!」と、12歳の時に落語に目覚めて以来、大学の落研で学生コンクールを総なめにしてプロの門をたたき、奇行三昧で知られる業界の札付き・三々亭平佐に弟子入りし、一度も稽古をつけられず、不祥事を起こしてしまった師匠は寄席にも出入り禁止状態<落語娘>◎女というハンデを背負いながら、幼い頃に魅せられた憧れの落語界に飛び込んだ香須美に、覚悟を承知の上とは言え伝統芸能の世界は風当たりが強く、おまけに師匠が落語会の問題児となればなおさらです。映画では偏見や差別にもまれながら、女前座として日々奮闘する香須美の日々を余すことなく捉え、破天荒な師匠にTV局から、これまで演じた者が必ず命を落とすという呪われた演目「緋扇長屋」に挑む話が舞い込み、映画ではドキュメントタッチで描き死を賭して挑む様子をクライマックスに据えます。女落語家と異端の師匠にとって一世一代の大勝負であり、笑いと感動、これぞ落語エンタテインメントの真骨頂を存分に味わう事が出来ました。監督: 中原俊 / 出演: ミムラ、津川雅彦、益岡徹、伊藤かずえ、森本亮治、利重剛、なぎら健壱、絵沢萌子、春風亭昇太
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