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2007年8月30日
カポーティ「イノセント・ストーリー」
<村上春樹>・訳。
<山本容子>・銅版画
<クリスマスの思い出>登場人物が何を語り何をしているかより、登場人物を取り巻く自然や、目に映る風景、部屋のディテールに趣を置いた内容でした。このカポーティの物語をイメージさせてくれました。おばあさんと少年の二人がいた風景をいとおしんでいるということが重要で、離れていようともそばにいようともお互いを思う気持ちが大事だと本能的に分かるように山本容子さんの挿絵は、二人を描いているというより二人の風景を描いている感じであり、過ぎてしまった甘美な思い出のひとコマを見るようにノスタルジーに引き込んでくれます。★ウオーキング8月29日朝の読書作品です
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