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2007年3月23日
二十四の瞳
子供と親の絆が途切れがちな昨今に警鐘を与える、長大な壷井栄の原作を2時間半にまとめあげた◆映画24の瞳は、小豆島を舞台です。自然回帰の意味合いも含め、ハリウッドの最新技術を駆使したデジタルリマスター版として黄金週間あとにスガイシネプレックスで公開決まりました。○監督/木下恵介 ○主演/高峰秀子 ○上映時間:2時間36分。女教師と12人の生徒たちの交流を感動的に描いた作品を通じて先生と生徒。地域社会のあり方うんぬんを学ぶ原点かもしれません。二十四の瞳が公開された、(昭和29年)の映画界は、凄い大作揃いで、本作の他にも黒澤の「七人の侍」、溝口の「近松物語」本田猪四郎の「ゴジラ」が数えられます。「二十四の瞳」は、「七人の侍」をおさえ見事、キネマ旬報ベストワンに輝き同じく木下恵介監督「女の園」が2位。「七人の侍」は3位でした。同年の外国映画に目を転じますと、マルセル・カルネの「嘆きのテレーズ」、クルーゾーの「恐怖の報酬」、レナード・カステラーニの「ロミオとジュリエット」、エリア・カザンの「波止場」、ワイラーの「ローマの休日」があり、日本映画&外国映画ともに贅沢な公開作品です!
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