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2007年2月12日
文芸春秋3月号
今月号には第136回・芥川賞作品である23歳の青山七恵「ひとり日和」◆特別鼎談・我らが青春の芥川賞を語ろう 石原慎太郎/村上 龍/綿矢りさという若くして芥川賞に輝いた3人の文学への思いになるほどなるほどと一人うなづいてしまいました。このところおどろおどろというか世相を反映してどちらかというと暗澹たる気分に陥りそうな作品に賞が与えられていて???の私的な感想でしたが、今回の青山作品はさらると母と娘、フリーターの娘と70代のおばさん。娘と恋人の関係、おばさんの老いらくの恋。一人暮らしだったおばさんの心の癒しだった猫、都会における袋小路感覚の電車の走る街の風景うんぬん急激な変化は無いけれど的確に日常の四季こもごもと人の生業を見事に捕らえて好感持てました。
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