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2013年12月19日
三十一文字シリーズ26番目
帯広生まれの女流歌人・中城ふみ子「冬の皺よせゐる海よ今少し生きて己の無残をみむか」
「乳房喪失」を黄泉乳がんで夭折した作者は、冬の石狩の海の渚に押し寄せる白い泡を認めて病苦に悩む己が姿重ね合わせています。短い時間を命ある限り懸命に生きつつ自分の無残な人生みつる姿勢うかがえます
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