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2013年8月 4日
新・百人一首に関連した詩人若松丈太郎(ひとのあかし)
ひとは作物を栽培することを覚えた。ひとは生きものを飼育することを覚えた。作物の栽培も生きものの飼育も。ひとがひとであることのあかしだ。あるとき以後。耕作地があるのに作物を栽培できない。家畜がいるのに飼育できない。魚がいるのに魚ができないということになったら。ひとはひとであるとは言えないのではないか。
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