最近のエントリー
- 犬と少女を巡る短編詩の映画化
- 思春期を迎える孫娘の心模様は如何に!
- 胸に迫る大人系の愛
- なきたいときには映画を見よう
- 北の女性史シリーズ(2)
- 北の女性史シリーズ(1)
- この瞬間を生きる
- 三十一文字シリーズ完了して
- ほっかいどうの短歌100首その99・100
- ほっかいどうの短歌100首その96・97・98
最近のコメント
トラックバック
2010年8月16日
映画「キャタピラー」=若松孝二監督・寺島しのぶ,主演
◆若松孝二監督を「ピンク映画の黒沢明」と呼ぶ人が映画業界では定着!?作品<キャタピラー>14日、ポツダム宣言受諾の日に併せて公開されました。原作は、江戸川乱歩の短編小説、英語名・キャタピラー(Caterpillar)「=芋虫」をベースにしたストーリーです。
◆主人公は、四肢のみならず、話すことも聴覚も失って帰国。その代償として「金鵄勲章」を貰い「軍神」と崇められ、その実生活はまさしく「人間の醜さ」に加へ人間の業の極限に徹する異様な描写の事実=反戦映画の表裏一体を叩きつけます。
◆生きる営みの最低限の、摂取・排泄の世話を「愛」・「義務」というくくりで突きつけられた意図を、寺島しのぶは、真剣勝負演技で迫りベルリン国際映画祭の最優秀女優賞しました。上映劇場では次の上映時間待ちの客が廊下階段へ行列を作る熱気に満ち溢れています。
◎参考までに⇒若松孝二監督最新作キャタピラーに関する情報<公式ブログ>です。
◎寺島しのぶ,&松任谷由実さんの<ビッグ対談>読売新聞転載。
◆上半期3-D映画効果で外国映画の興収トータル1027億円。洋画563億円(昨年比173億円の上昇。邦画464億円(昨年比98億円の減少)という数値発表でした。
このエントリーのトラックバックURL
http://yokota.mond.jp/mt-tb.cgi/3341