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2009年2月 8日
音のプロ南さんから音の表情を学びました
音づくり職人<南二郎の世界>さんの紹介 ◆原稿に書かれた文字・・ドンとかカンそのものには音がありません。ラジオドラマに出来上がると、其処に音がくっきりと聞こえます。雨・風・・ただそれだけの文字に含まれる豪雨、にわか雨。涼風、強風、そよ風・・たかが音されど音。ラジオ放送文化に大きく貢献した効果音づくり40年に及ぶベテランディレクター。ラジオドラマ最盛期以来、裏方として数多くの傑作ドラマ、ヒットCMの制作に参加。芸術祭優秀賞され、現在は、音づくりの体験をもとにした講演で活躍中。
◆音の真髄を探求されて40年に及ぶ南さんの職人魂は、時代背景とともに刻々と変化しています。すずめ、こおろぎ、まつむし、蛙の声。犬、猫、豚、牛の鳴き声ひとつとしておろそかに出来ません。物語の奥行きが深まるのは役者さんの台詞に呼応する音に息遣いというきっかけが間合い良くかみ合わなければ本物ではない・・・音の高低のみにあらず、強弱と遠近感に至るまでのお話に耳を傾けてしばし感動の講座でした。
◆音は、主役でありません。台詞の邪魔をしてはいけません。転じてメールのやり取りにおいて自分だけの思いを述べるなかれ。会話としての開け閉めの要諦を学ぶ。ことばの語尾。発信の要諦・・南さんの講義から横田という顔を読む側の方に見えないといわれずに呼応していただければ幸いです。
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