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2008年12月21日
ラジオドラマ脚本音読しました。
朝ごはんは一日のパワーをもたらせます。本日の音読・・・・
★会社業務と重なり、私の場合2週遅れ月に2度のラジオドラマ脚本道新文化教室へ通い3ヶ月経過しました。
★基礎を教わりながら並行して受講生が与えられた課題へ挑戦し、2009年度の後半3ヶ月で一本5分間のラジオドラマを実際に作り上げます。
★STVラジオで毎週放送<北海道百年物語>菅村デレクター講師から実践の過程を学びつつ習うより慣れろの精神を、17人の仲間と、ともに創り上げていきます。
★「逃げる」「告白」というテーマ課題を基に各自が構想部分を提出。受講生の投票で選ばれた
K君の作品<走る>
登場人物 正彦(30)ハイキングに来た男性
明菜(26)正彦の恋人 正彦「走るな」明菜「なに?」
SE 笹薮の揺れる音。
明菜「へっ」
正彦「あそこだ。あそこにいる」
明菜「なんなのよっ」
正彦「バカっ、静かに」
SE 笹薮の揺れる音(激しく)。
正彦「熊だ」
明菜「えっ、こんな所に?」
正彦「間違いない。今、眼があった。向こうもこっちに気づいている」
明菜「えっっ、どうするの?」
正彦「ゆっくり、ゆっくり下るんだ。走るな。走るなよ」
明菜「ダっ、ダメよ、ダメ、ダメ。私、耐えられない。いや、いやぁー」
SE 明菜、駆け出す。
笹薮が揺れ、熊が追う音。
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