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2008年6月26日

札幌映画サークル7月号

「 銀 幕 遊 び の 流 れ 旅 」 (第55回)
<7月というキーワードで振り返ってみると・・・>
<中西出版>の林下社長から会社を創業して四半世紀を迎えるにあたり、横田の映画業界在籍40年を振り返った本の刊行を促されました。
<札幌映画サークル>
の原稿も今回55回目を迎えて、考えてみれば5年近くになります。財界さっぽろから出ていた『月刊さっぽろ』において、昭和63年7月から「シネマの周辺」というコラムを本が廃刊になる平成12年7月号 まで書いていたことがあります。書き始めて10年における夏休み映画の様子を振り返りつつ声を掛けていただいた本刊行の備忘録とした映画サークル原稿です。
★昭和63年当時、映画のデパート・須貝ビルには11の映画館がありました。早かれ遅かれ札幌で上映する映画の80%以上は須貝ビルでみることができる時代です。映画は暗闇のなかでスクリーンをじっと見つめるものだ。にわか親戚でもよいから景気が悪い今、映画館に一人でも多く足を運んで欲しい気持ちになる。映画は不思議なもので一度見るとまたでかけたくなる。映画は映画館でと願う考えに賛同する人が増えて欲しい。観客の選択眼はしっかりしたもので、講釈師見て来たような嘘をいいが通じない。マクベスには「明日が明日がまたその明日が」という台詞がある。だからといって時のくるのを待つだけでは情けない。攻めは守りに通ずるかなり気負っている感覚です。
★平成元年の7月号では、映画興行に携わり、我が家ではまず高校生と小学生の息子に意見を求めるのが常なるをモットーに私は実践している。須貝興行社長から教えられた「お前さん達、自分で何事も判断してはいけない。お客様が何を求めているか、そのふところに飛び込んで聞き学ぶことの繰り返し。」、「こちらが思っていたことが右手ならば、お客様の心が左手。その右手と左手がピタッと一致してこそ商売につながる。」との主旨でいつも話をかみくだいてされた辺りは永遠に不滅だと思います。
★平成2年の7月号において報告、連絡、相談。
それぞれの頭文字を重ねるとホウレンソウ。家庭や社会にあって、ひと声掛け合うことの大切さを教えてくれる言葉だ。心に思っていても意思表示がなければ何も伝わらない。いま、しようと思っていたのに~い。何かのCMで聞いた覚えがある。「これから帰るよ」電話さえすればよいものの、飲んだりしているとついカエルコールは忘れがちになる。どこそこに誰といて、もう少しばかり遅くなるでも、なんだよな。冗談いっちゃ、いけないよ。いちいち電話かけていられるかこちとら家を出れば一匹狼よろしく、多くの敵と日々闘ってるんだ。二十四時間どころか三百六十五日、日々働いて働いて働けど我が暮し楽にならざりなんだ。文句あるなら受けてたとう。表へでろ馬鹿者め。て、具合に酔いに勢いづいて夜の巷を徘徊している輩の仲間入りすることがある。自分にきびしく他人には甘い自分に甘く人様にはきびしい。いずれにしてもホウレンソウの精神は、本音と建前にかかわらず肝要なことである。珍しくも三~四日たてつづけにカエルコールをしてみた。我が女房殿、亭主から「いま帰るから」の電話に――。「どうしたんですか、何か体調でも崩したのでは」という時代を経て平成20年7月、株主総会を無事追えた6月23日午後17時10分原稿締め切り急いで下さいメールに呼応して7月にスポットあてた旧聞をご容赦です。さしずめ今年はインディ・ジョーンズに伴いスガイ・エンタテインメントの夏は熱く燃えます。

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