最近のエントリー
- 犬と少女を巡る短編詩の映画化
- 思春期を迎える孫娘の心模様は如何に!
- 胸に迫る大人系の愛
- なきたいときには映画を見よう
- 北の女性史シリーズ(2)
- 北の女性史シリーズ(1)
- この瞬間を生きる
- 三十一文字シリーズ完了して
- ほっかいどうの短歌100首その99・100
- ほっかいどうの短歌100首その96・97・98
最近のコメント
トラックバック
2008年4月 7日
音読&黙読=寺山修司
4月7日の音読は
<寺山修司>歌集・月蝕書簡・・・・・・父の存在消すために歌うです。音読のあと黙読してみました
★暗室に閉じ込められしまま
ついに現像されることのなき蝶
★履歴書に蝶という字をいれたくて
また嘘をかく叔父
★パイロットひとりひそかに発狂し
月明をとぶ旅客機もあれ
★父酔いて霧のなかにて万才の
両手あぐるは撃たるるかたち
★父と寝て父の寝顔を見し夜より
行方不明の風見鶏かな
★すでに亡き父への葉書一枚もち
冬田を越えて来し郵便夫
★向日葵jは枯れつつ花を捧げおり
父の墓標はわれより低し
★父ひとり消せる分だけすりへりし
消しゴムを持つ詩人の旅路
◆北海道新聞。夕刊文芸欄より・・・・・
******************
寺山氏の<書を捨てて街に出よう連想j・横田の五行詩
書を捨てて
五感磨いた旅路あり
一期一会の
出会い重ねるひとときの
心豊な器となるや
このエントリーのトラックバックURL
http://yokota.mond.jp/mt-tb.cgi/1627