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2008年3月 6日

HBCテレビ開局50周年記念早稲田大学古代エジプト展

★HBC<河原多恵子>さんの放送にゲスト出演された
<吉村作治>
氏の話を↓要訳しつつ近代美術館に出掛けて来ました。今回は展覧会作品案内してくれるミニラジオ解説を聴きながらぐるり探検気分でした。yoshimura03.jpgyoshimura02.jpg早稲田大学古代エジプト調査隊の活動40年を記念し、吉村作治客員教授率いる同隊が発掘した250点あまりを一挙公開!  1966年から開始された調査は、ルクソール西岸の「マルカタ南・魚の丘遺跡」「クルナ村貴族墓」「王家の谷・西谷遺跡」、カイロ南郊の「アブ・シール南遺跡」「ダハシュール北遺跡」、ギザのピラミッド地区において数多くの成果を生み出して,本展覧会ではこれらの遺跡で早稲田隊が40年にわたり発掘してきた数多くの遺物の中から、特に価値あるものを展示されていました。 19世紀初頭以来、フランス・イギリス等のヨーロッパの国々によりエジプトにおける学術的発掘調査は行われて、多くの出土品がエジプトからヨーロッパヘ運び出され外国の調査隊はその見返りとして発掘品の分配を求めていました。topi-egypt.jpg後発組みの早稲田大学古代エジプト調査隊は、旧来の伝統的方法とは異なり発掘品を国外に持ち出さず、そのすべてをエジプト国内にとどめ、保存・研究を行う方途を確立させました。早稲田隊による発掘品をエジプト政府の特別の協力により借り受け、今回開催の「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」は、早稲田隊の長年にわたる不断の努力と、エジプトから得た信頼によって切り拓かれた扉から、エジプト5000年の歴史が甦り、数多くの魅力ある展示品の中でも必見は、2005年1月5日に発見された青いミイラマスクと彩色箱型木棺と云われます。そのほかにもいまから3800年前に活躍した行政官セヌウのミイラは、未盗掘の完全な形で発掘された事例としては発見後一躍世界的に有名となった最古級の早稲田隊が1987年にクフ王の大ピラミッド脇で発見した「第2の太陽の船」引揚げ・復元プロジェクト等を紹介していました。


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