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2008年2月11日
川上未英子さん「乳と卵」芥川賞を読んで
川上未英子さん文章を書き始めた切っ掛けがブログ<未映子の純粋悲性批判>と、いう受賞者インタビューでした。家には本が一冊もなくて、昼は書店員、夜は大阪・新地で働く。本との出会いは教科書に出て来る様々なジャンルの作品⇔太宰治「待つ」松井啓子「のどを猫でいっぱいにして」村上春樹「蛍」・・・その中からお気に入りの作家に関連する本を図書館に通い「あ行」の作家から順に読んでいった。哲学へ関心を持ち始めてからは「物語」の背景を考えながら読む姿勢強くなり、自分の内なるものを表現する意味でCDデビューに踏み切る。「知りたい、不思議だ」を探るべく通信教育の哲学講座を受け池田昌子、永井均の著作にであい「今の川上さんのスタンスをそのまま言語化してくれる」ふたりとの出会いから「自分が何を問題にしてきたのか」わかったと、いう小説そのものよりも今回、横田は冒頭のブログへの取組み姿勢学び・・・・ありがとう川上未英子さんです。★豊胸にこだわる女性心理と姉+姪っ子。3人の女性心理を捉えた作品でした。一読して戸惑いインタビューや選評を読んでの川上ワールドの哲学的表現に少しなるほどでした。ブログを通じて暫らくは追ってみたい作家にエールです。
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