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2007年10月22日
ピアニストという蛮族がいる
ピアニストという蛮族がいる→<中村紘子辞典>著『文芸春秋読者賞』受賞の傑作は、西欧ピアニズム輸入に苦闘した幸田延と弟子の久野久。師は失意の晩年を・・・弟子は念願の渡欧中に自殺をとげる。先人ふたりの悲劇を描いた6篇に加え、ピアノ界の巨匠ホロヴィッツ、ラフマニノフほかの人柄全てが、極端でどこか可笑しく、しかも感動的な天才ぶりを軽妙に綴った8篇を読み音楽への感心高まりました。目次
1 ホロヴィッツが死んだ
2 六フィート半のしかめっ面
3 神よ、我を許したまえ
4 女流探検家として始まる
5 タイム・トラベラーの運命
6 音楽が人にとり憑く
7 久野久を囲んだ「日本事情」
8 最初の純国産ピアニスト
9 ピアニッシモの残酷
10 鍵盤のパトリオット
11 カンガルーと育った天才少女
12 銀幕スターになったピアニスト
13 キャンセル魔にも理由がある
14 蛮族たちの夢
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