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2007年10月13日
自虐の詩
四コマ&五コマ漫画の落ちは常に「でえーい!」と、派手にちゃぶ台をひっくり返す事。「あんた~。愛してるよお」とイサオにホの字で尽くす内縁の妻・森田幸江(ゆきえ)。テーブルひっくり返しながら、幸江がいないとダメな亭主。「なんでそこまで尽くすのよ」というくらい、亭主の世話を焼き、それが生き甲斐にもなっている幸江。二人の日常に加わる漫画の登場人物は、となりのおばちゃんや、幸江にしつこくアタックしまくる「あさひ屋」の主人です。コミカルで、しみじみとした哀愁(愛愁?)がしみ出します。幸江にとって、イサオの目つきの悪い、四六時中のちゃぶ台返しの全てが、惚れた強みでぜーんぶ長所になるいじらしい,泣かせどころを堤幸彦監督、中谷美紀、阿部寛主演で映画化されました。映画のヒロイン役、中谷美紀は文庫本の帯で『自虐の詩』は、何でもない日常がたまらなく愛しく、幸せに思えてきます。」の言葉に、この漫画を、たくさんの人におすすめしたくなったと、記載しています。
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