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2007年6月10日

ホスピス緩和ケア&救命

ボランテイアの心を少し学ぶべく柏木哲夫医師の<定本・ホスピス&緩和ケア>読みました。最大のポイントは七つのキーワードHOSPICEです。すべてのビジネスにも通用すると、思われます。追記とともに備忘録です。
①H親切なおもてなしHospitality
★環境(ハード)と人による気配り(ソフト)をバランスよく
②OチームアプローチOrganized Care
★医師、看護、患者、家族、ボランテイア・・・の調和した動き 
③S症状のコントロールSypotom Control
★身体、精神、社会的な痛みを抑制する  
④P精神的な支え Psychological Support 
★寂しさ、憂鬱、やるせなさ、いらだちなどへの適切な支え
⑤I個別性の尊重 Individualized Care 
★ひとりひとりのニーズに一律ではない対応
⑥Cコミニュケーション Communication
★相互に理解しあう姿勢・・医師と患者、家族とスタッフ 
⑦E教育 Education
★人の生き様と死にゆく人の現場から学びとる研修の心。
救命の意味では(エイド:aid)<AED>=助力, 援助, 補助, 手伝い, 救援, 救助)ステーションも大切ですね。

ホスピス緩和12の魅力
①生と死のドラマから人生を学ぶ。患者と家族が主人公であり支える医師・看護、ボランテイアが脇役
②人は生きたように死んでゆく過程における総決算(疑縮)から教えをもらう
③節目をつけた人生の幕が降りる時の家族、医師、スタッフ夫々の対応
④家族の一員の様な濃密な人間信頼関係築く
⑤人間同士、患者・家族・スタッフ・医師は夫々平等であることが理想
⑥双方向な繋がりを患者とスタッフが影響しあって作り上げ伴に成長する
⑦人間を丸ごと診る全人性
⑧医師・看護婦・作業&理学療法士、薬剤師、ソシャルワーカー、ボランテイアが一致した協調性肝心
⑨ボランテイアは患者と社会の橋渡し役として開放的な一面を常に保たなければならない
⑩ひとり一人の患者に即応できる創造性をはぐくむ
⑪医師による積極的な<男性性>と介護面での<女性性>のバランス良い協調性の確立が望まれます
⑫治癒と延命に力を注いできていた従来型から苦痛の緩和や人間らしい生を援助ささえる方向に向かう

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