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2007年4月29日
句集を出さた佐藤尚輔さん
北海道新聞社時代には新人記者の教育担当を体験された佐藤尚輔さん<文学の森>経由句集『夢の半ば』を出版されました。佐藤尚輔 さん、検索したら、横田の<俳画展>出てきました。角川春樹主宰「河」の仲間であり人生の先輩に敬意です。
横田がお気に入りの佐藤さんの句>新年★元旦のはじめは口を結びけり★石狩や飛雪の中の初景色★松取れて口数多きすずめかな(新年を迎えて元旦と松の内が取れたきもちが見事です)>春★立春大吉両手を挙げて熊たてり★花舗菓子舗茶舗酒舗薬舗春の暮れ★百日の雪を抜けたる雀かな(小気味の良いテンポの花舗・・・・のリズムいいですね)>夏★竿売りのだみ声空に夏来る★山菜のゆで汁たぎる五月かな★短夜や寝返りいつか儀式めく★ほろほろと飯粒こぼし父のひか(佐藤さんの句には父上や母上への思いがあります>秋★手拭ひをしごいて秋に入りにけり★石狩の低き砂丘や鮭の秋★二万日生きて中年いわし雲★肺やむと透きて崩るる天の川(佐藤さんの静かなる心情に満ちています>冬★五十路過ぎ駅過ぎ秋の海の色★小指より爪切ってふと夢二の忌★父の顔小さくなれり秋茄子(日々の周囲の機微を捉える名手です>冬★ふっきれぬ中流意識冬に入る★鍵束の鍵を増やして冬にいる★一二三四五六七八寒稽古(発想の豊かさ確かさっを教えられます。
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